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新歓で人が集まらない!?テニサー流新入生の集め方!!

全国の大学生の皆さん!新歓の時期って大変ですよね!一生懸命ビラ配ってるのに、なかなか新入生が集まらない…。そんな悩みをお持ちのサークルや同好会の方っていっぱいいますよね!
そんな中で、テニサーは何もしなくてもいっぱい人集まるからいいよなあ、なんて声も筆者の周りで聞こえてきました。何もしなくても!?それは聞き捨てならない!ということで、今回はテニサーで新入生集めに奮闘した経験のある筆者から、たくさんの新入生に来てもらうための極意をお伝えしようと思います。
 

 

一番強いのは口コミ!

 なんと言っても強いのは口コミです!どんなにかっこいいビラを作ろうと、どんなに学校前で声をかけようと、評判が良くないところには集まってくれません。皆さんも、対して興味のないよくわからないサークルとか部活の人に声かけられても見に行ってみようとはならないですよね。私もいろんな部活などから熱烈な宣伝をされましたが、正直全然心は動かなかったです。なんの部活に声をかけられたのかもあまり覚えていないですね(笑)。よっぽどプレゼン力に自信がないと逆効果になる場合さえあります。「あー、この人達よっぽど新入生集まらないんだなー、」なんて新入生たちに思われてしまったら絶望的です。
その点、周りから話を聞くような団体というのは自然と新入生が集まってきます。ビラを配ってる最中に向こうから貰いに声をかけてくるなんてこともあります。まあそこまではなくても、ツイッターを向こうから探してフォローしてくれたりというのは大きいです。周りの人が話に出すというのは、それほどに強いことなのです。その最強の宣伝である口コミを得るための方法を、私なりに伝えていきます。
 

口コミを得るには?

1.まずは存在を知ってもらう
とにもかくにも、まずは多くの人に知ってもらわないと始まりません。使える手段はすべて使って、自分たちのことをなるべく広く知ってもらいましょう。
まずはビラです。ど定番ですが、なかなか侮れません。こちらからアピールするための手段としてはかなり強力です。とにかくたくさんばらまきましょう。ここで、ビラ配りのときに一人ひとり話しかけて長々としゃべったあとに連絡先を手に入れようとしている団体を度々目にしますが、個人的にはおすすめしません。連絡先を手に入れられないことのほうが遥かに多いですし、手に入れたとしても新入生側のその場しのぎの可能性が高いです。新入生からすれば、先輩に話しかけられればきっぱり断るというのはなかなか難しいです。だからこそ連絡先を手に入れられる可能性もあるのですが、その後の連絡は無視されるのが大半でしょう。数人に対してそんな可能性の低い努力をするなら、もっといろんな人にビラを配りましょう。しつこい団体という悪評がつくくらいなら、魅力的なビラを見てもらうだけのほうがいいです。
そして、ビラを配ったあと、新入生の目にそのビラが止まらないとなりません。どうすれば目に留まるでしょうか。私は次の二点のどちらかがあれば目に止まりやすいと考えています。
    1.思わず目にとまるようなイケてるデザイン
    2.複数枚持っている
1ができるとかなり強力ですが、現実的にはなかなか難しいでしょう。大抵の場合は自分たちでデザインするでしょうから、ある程度凝ったデザインをすると言ってもたかが知れています。デザイン学科のメンバーでもいれば別かもしれませんね。うちのサークルの場合は、デザインは女の子が頑張ってくれましたが、とはいってもそこまで素晴らしくは仕上がらないので、印刷する紙をカラフルにしていました。黄色、水色、ピンク、黄緑など可愛い感じの色です。色が付いてるだけでもだいぶ目に付きやすくなります。めちゃめちゃイケてるデザインを作ろうと努力するよりも、そういうわかりやすい工夫をするほうが効果的でしょう。
そして2です。これは努力次第で絶対にできます。とにかくたくさん配るのです。新入生が家に帰ってビラを眺めていると、何枚か同じのがあれば「あれ、このサークルさっきも見たな。」って感じでちょっと気になります。このちょっと気になるというだけで、認知度は高まっていきます。いきなり入りたいと思わせなくてもいいです。まずは知ってもらいましょう。
次に、SNS。今の時代、これは必須です。ツイッターやインスタを駆使してたくさん情報を発信しましょう。ただアカウントがあるだけじゃだめですよ。可能な限り毎日何かしら発信しましょう。活動日の予告はもちろん、新歓の様子、普段の活動の紹介、魅力的なイベントの紹介など、発信すべきことはたくさんあります。発信を続けることで、ちょっとずつ興味を持った人が現れるはずです。コツコツやりましょう。
 
2.そして来てもらう
存在を知ってもらったら、実際に新歓に来てもらいましょう。最初は少なくても問題ありません。もともとの後輩とかでも全然いいと思います。とりあえず新歓に人が来るということが重要です。 これがまた大きな広告の種となるのです。
 
3.全力で楽しませる
来てもらった新入生のことを全力で楽しませましょう!とにかく自分たちはこのサークルが楽しいんだってことをわかってもらいましょう。普段から自分たちがそのサークルにいて楽しいと感じているならできるはずです。なるべく内輪で盛り上がるのはやめましょう。新歓の時の主役は新入生です。とにかく楽しませることに徹するのがいいです。何が1番楽しいのかをよく考えるのがコツです。例えばテニスなら、とにかく自分がボールを打てるのが楽しいです。経験者にはどんどんボールを打たせ、初心者には簡単なラリーを続けて、自分もできそうだ、楽しいと思わせることを意識して活動していました。スポーツでも文化系でも、自己満ではなく新入生が楽しいのは何かということを意識しましょう。
 
4.また来てもらう
一度来てもらった子には、また来てもらいましょう。楽しいところだとわかってもらえたなら、きっとまた来てくれます。そしてここで、口コミが生まれるのです。その子が友達に、『あそこのサークルこないだ行ったら楽しかったから、また行こうと思ってるんだよねー」なんて言ってくれれば最高です。きっとその話はもっと広がります。いいサークルだという印象をつけることができること間違いなしです。もしかしたら次は友達も一緒に来てくれるかもしれません。
また来てもらうには、ちゃんと新入生に対してまた来てもらいたいということを伝えましょう。そういうことをちゃんと言ってもらえると、新入生もうれしいものです。また、好印象をつけることができたなら、LINEも快く交換してくれます。帰宅したあと、改めてLINEを送りましょう。ここまでできればきっと大丈夫です。どんどん良い口コミが広がっていきます。あとは入会希望者が来るのを待つのみです。
 

頑張ってる感出ちゃってない?

ここまで私が伝えてきたことを実践できればきっといい口コミが広がっていきます。しかし、これらを実践する上で注意があります。それは、新入生に対して頑張ってる感が伝わってしまうことです。無理してる感といってもいいかもしれません。頑張るのはとても大切だしいいことです。しかし、それが新入生に伝わってしまうと、「新歓は楽しかったけど、入ってから大変そうだなー」と思われ、結局入ってくれる人が少なくなってしまいます。そのために、なるべく仕事をしている裏側を見えないようにしましょう。当然サークルを運営していく中でやらなきゃいけない仕事はあると思いますが、新入生の前ではやらない、もしくは仕事に見えないように努めましょう。また、無理にテンションを上げていく必要もないです。張り切って無理にテンションを上げても、普段どおりでないなら必ずボロが出ます。基本的にはいつもどおりで、新入生が来るからちょっと楽しくなっちゃうくらいでちょうどいいと思います。
 

まとめ

いかがでしたか?一見何もしなくても勝手に人が集まっているように見えるテニサーも、実はいろいろと新入生に来てもらうために努力していたのです。新入生が全然来ないと嘆いている大学サークルの皆さん、これを参考にしてみてください。きっと今よりも楽しいサークル活動になりますよ。