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外付けUS配列キーボードを買ってみたら快適だった話

私事ですが、先日キーボードを買いました。
こんなやつです。

Bluetooth接続のキーボードです。 配列は、US配列。
いわゆる外国仕様のキーボードです。

これを買って使い始めて二週間経ったのですが、割と快適だと感じているので、皆さんに共有したいと思います。

買ったきっかけ

そもそもなんで私がこのキーボードを買ったのかと言いますと、衝動買いです。(笑)

普段私はwindowsのノートPCを使っています。
それに伴い、そのPCのキーボードを普通に使っていました。

別にそのキーボードの調子が悪くなったとかではありません。
特に不満があったわけでもないです。
なんなら軽くていい感じだと思ってました。

そんな感じで普通に使っていたのですが、ふと、「US配列のキーボードってどうなんだろう」って気になったのです。
なんとな~く以前に、「プログラミングするならUS配列のキーボードの方がやりやすくてオススメ!」って感じの記事をどっかで読んだかもしれませんが、それをふと思い出したのかもしれません。

一度気になりだすとすぐネットでいろいろ情報集め始めてしまうのが私の癖なのですが、いろいろとキーボードのことについて知ることができました。
その中で、いろいろと日本語配列のキーボードについて否定的な声があることがわかりました。
例えば、
日本語配列は右側にキーが多くて小指の負担が大きい!しかもエンターが遠い!」
だとか、
「記号の配置が合理的じゃない!」
だとか、
ホームポジションが左に寄ってる!」
とか、だいたいそんなところですかね。

また、キーボード界もいろいろ最高のキーボード議論があり、「静電容量無接点方式」という構造のキーボードが最高にうち心地が良いらしいのですが、そういうキーボードは3万円くらいするとのこと。
いやあ、キーボードも奥が深いんだなあと思いつつ、そんな高級キーボードなんか今の私が手を出せるわけもないので、とりあえず安めに買えるUS配列のキーボードを探しました。

そして、Amazonで見つけたのがこのキーボード。

2000円弱で、しかもワイヤレス。
Ankerは名の知れたメーカーだしいいだろうということで、今回のキーボードの購入に踏み切りました。

いいところ

ということで、二週間使って感じたいいところについて書いていきます。

Enterが打ちやすい

US配列だと、右手の小指のホームポジションからEnterキーまでの間のキーが日本語配列より一個少ないのです。
この一個の差が結構大きくて、Enterが打ちやすくなりました。
ほぼほぼ小指を伸ばす必要がないです。
Enterってめちゃめちゃ使うキーなので、この負担の減少はけっこう大きいと思います。

右シフトキーが近い

私的にはEnterよりこっちが近くなったのがうれしいです。
記号打ったり大文字打ったりって、プログラミングしてると結構あるじゃないですか。
それで左側のキー打つときは右側のシフトを使うんですけど、明らかにUS配列のほうが押しやすいです。
このことってネットで調べてたときは見かけなかったんですけど、嬉しい誤算でした。
右側のシフトキー使う人ってもしかしてマイノリティですか?

=(イコール)と'(シングルクォーテーション)がキー1個で打てる

この2つが単独で打てます。
特にシングルクォーテーションがうれしいです。
プログラミングしてたらめちゃめちゃ使う記号なので、なかなかストレスの減少に繋がります。

代わりにシフトと一緒に打たないといけなくなったのが@(アットマーク)と^(累乗の指数表すときに使うやつ)です。
メールアドレスなんてそんな頻繁に打つものでもないですし、ましてや^←こいつなんてほぼ使わないです。(笑) そもそもなんて読むんですか?

好きなところに置き場所や向きを変えられる

これは単純に外付けキーボードであることの話です。
配列は関係ないです。

ノートPCに外付けキーボードってどうなんだろうと思ってたんですが、結果は良かったです。
ノートPCのキーボードって画面とくっついてるので場所とかどうしようもないじゃないですか。
ちょっと近いなって思ってもその距離のまま作業し続けるしかないです。
また、私の家での作業環境はデュアルディスプレイなのですが、なにぶん机がそんなに広くないので、外付けディスプレイは距離が近くなり、斜めに置かさってます。
そっちの画面に向かって作業するとき、今までだと体の向きと首の向きが一致せず、常にちょっと横を向いた状態だったので首がなかなか辛かったです。 ですが、この外付けキーボードを買ったおかげでまっすぐ向いて作業できます。
これはなかなかいい!
この記事も外付けディスプレイのほうで書いているのですが、まっすぐ向けているので首が痛くありません。
やったね!

よくないところ

一方で、ちょっと気になるところもあるのでそれも書いていきます。

全角/半角キーがない

全角/半角キーが無いので、一発で日本語入力とアルファベット入力を切り替えることができません。
Altキーと`(バッククォーテーション)を同時押しして切り替えることができるのですが、ちょっとめんどくさいです。
しかし、私は設定をいじって打ちやすいところに変えたので、今は問題なく入力の切り替えができています。
設定のことについては後述します。

記号の位置が慣れない

シンプルに記号の位置が慣れないです。
日本語配列と同じ場所の記号も結構あるのですが、違うのもけっこうあるので、探すのにちょっと時間がかかります。
とはいえ、もともとすべての記号の位置を覚えてたわけでもないので、単純にこれから慣れていけばいいだけだと思っています。
US配列のほうが合理的な並びらしいので、慣れればこっちのほうがいいのかなとも思っています。

キーボードの設定に目覚めた

新しくキーボードを買ったことで、よりキーボード周りを自分用に使いやすくしようという気になり、設定を少しいじりました。
具体的には、

  • Caps lockをCtrlにした
  • Ctrl+;で日本語入力に切り替えられるようにした

です。
具体的な方法についてはここでは省略します。
Caps lockをCtrlにするのはありがちな設定なので調べればすぐに出てきます。
私は普段テキストエディタとしてemacsを使うので圧倒的に作業しやすくなりました。

また、Ctrlの場所が近くなったことで、Ctrl+;で日本語入力に切り替えるのが押しやすくていいなということで、設定を変えました。
Alt+`より圧倒的に押しやすいです。
なぜこの組み合わせを選んだのかと言うと、

  • ホームポジションに近い
  • ショートカットとして既に設定されているアプリがぱっと思い当たらない

からです。
今までの半角/全角よりむしろこっちのほうが押しやすくていいのではとも思っています。

まとめ

今までキーボードのことなんて大して気にかけていませんでしたが、今回の買い物で大きく作業効率を上げられたと思います。
決して高級なキーボードではないですが、それでも十分です。

これまでキーボードのことなんて気にしていなかった方、特にノートPCを使っている方、外付けキーボードを購入することを検討してみてください。
きっと今までよりも作業することが楽しくなりますよ。

今回私が購入したキーボードはこちらです。